聖徳太子の名前はどっち
歴史上の人物で、学校でも教わる聖徳太子。
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実は2月に公表した中学校の次期学習指導要領改定案で、この聖徳太子を厩戸王に変更したようです。
しかしここにきてやはり、学校の授業では聖徳太子で統一する動きがでているようです。
果たしてなぜ聖徳太子の名前で統一となったのでしょうか?
今回は聖徳太子の名前についてです。
現代の学校
現行指導要領では小・中学校ともに、授業で聖徳太子として扱うように例示しているようです。
しかし今回の改定案では、小学校では聖徳太子、中学校では厩戸王に変更したとの事でした。
小学校では人物に親しむ呼び名として聖徳太子、中学校では史実を学ぶという事で厩戸王にするという事が理由のようですね。
歴史学で聖徳太子は、厩戸王というのが一般的なようです。
なぜ聖徳太子で統一
しかしここにきて、やはり現行の聖徳太子で統一するという動きが出始めているようです。
なぜ歴史学では厩戸王なのに、聖徳太子で統一してしまうのでしょうか?
実は、小・中学校で異なる名前を使う事で、学校現場に混乱を招く恐れがあるというのが、大きな理由の一つのようです。
確かに1人の人物で2つの呼び名があれば、少し混乱してしまうかもしれませんね。
ただ歴史学では厩戸王というのが一般的という事実も踏まえ、中学校では日本書紀や古事記に「厩戸皇子」などと表記されていることも、明記する方向で検討しているようです。
厩戸王
昔の日本の紙幣でも使われてきた聖徳太子。
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その呼び名が今後すべて厩戸王と変わってしまっては、少し違和感がありますね。
今後教科書が厩戸王で統一される事はあるのでしょうか?
やはりなれ親しんだ呼び名の方がしっくりきますが、歴史学の事実は事実として、学ぶことも重要だと思います。
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